Interview人を知る

システムイノベーション課
K.T(2013年入社)

「音で人の命を守る」。
その思いが、
この道に進むきっかけに。

TOAへの入社を決めた動機は?

学生時代は体育会系で、音楽や音響に特に興味はありませんでした。きっかけは「音で人の命を守れる」と知ったこと。大学の頃に東日本大震災があり、友人も被災して大変な思いをしていました。その当時、役場で最後まで避難放送を続けた人のニュースなどに触れ、「音は人を楽しませるだけでなく、人の命を救う手段にもなり得る」と、自身の価値観が大きく変わりました。
人の命に関われる仕事を就活の企業研究で探していた時に、知人からTOAを教えてもらい、「音で社会に貢献できる仕事がしたい」と思ったのがエンジニアを目指す大きな動機となりました。

入社から現在までの職歴を教えてください。

入社後は、東京の営業技術課でSEとして大型受注物件を担当。5年目に営業技術課 名古屋グループに異動、1年間勤務しました。その後、システムイノベーション課 東京グループで2年間勤務。昨年から、現在のグローバルイノベーショングループに在籍しています。また、最近TOAは「point 0 marunouchi」という未来のオフィス空間を実現するためのプラットフォームに参画しておりますが、TOAの新しいコア事業を生み出す取り組みにも携わりました。

現在の具体的な仕事内容は?

現在は、主に海外案件の技術支援を担当。具体的にはTOAの海外販売会社からの案件相談や、大使館のような日本国内にある海外施設への納入相談などに対応しています。また、国内大型案件における受注前業務支援としてソリューションデモなどを行い、お客様の細かなニーズに応えるシステム構築を手がけています。ソリューションデモとは、機器単体ではなくシステム全体を通したデモンストレーションで、システム導入のメリットを実感いただくものです。

世の中にまだないシステムを作る。

印象に残っている仕事は?

これまでに大型スタジアムやテーマパークの放送設備の納入を経験してきましたが、個人的に印象に残っているのは、数年前のオランダ出張です。海外の技術展示会の視察と最新技術の調査が目的でしたが、音響・放送システムに参入する企業の幅広さやその技術力、システム開発に対する考え方の違いなど、日本企業との差を痛感しました。

仕事のやりがいや面白味は何ですか?

現在、私が手がける案件では「世の中にないもの」を1から作って納品するケースが多くあります。自分が主体的に考えて生み出したシステムにより、お客様の要望に応えられ、さらにそのシステムが人々の暮らしや安全な社会づくりに少しでも貢献できると感じられた時は、大きなやりがいに繋がっています。

TOAの企業価値を実現するために大切にしていることは?

業務を担当する時には、「誰かの役に立てているか?」を常に意識しています。「この業務は誰のためのものか」を考えることで、自己満足で仕事を終わらせないことに繋がり、ひいては業務の質を向上できると考えています。

世界を舞台に
活躍するエンジニアへ。

将来のビジョンや描く目標は?

今は社会情勢上、まったく行けていませんが、仕事柄、海外出張の機会は大変多く、将来チャンスがあれば、海外赴任したいと希望しています。その理由は、今後の日本市場は今までのような国内企業だけでの需要獲得では難しくなると感じているからです。海外企業の参入も見据え、積極的に海外の技術を取り込んでいく必要があります。
そのためにも、まず自分自身がグローバルな人材になれるよう視野を広げ、知見や技術を学び、成長したいと考えています。ありがたいことに、現在は海外案件を数多く担当させてもらえているので、今の業務の積み重ねが自分のビジョンや目標実現に繋がると思います。

あなたにとってTOAの魅力とは?

私にとってTOAは、「人々の幸せや安心を生み出す」価値のある会社です。現在、課内は12名で私が一番年下ですが、年齢や社歴に関係なく、自由に意見が言い合え、ざっくばらんに語り合える環境です。年齢に関係なく互いの技術力を信頼し、後輩が先輩に気軽に頼ることはもちろんのこと、先輩方も後輩を頼りながら質の高い仕事ができるよう、常に切磋琢磨して仕事ができる環境があります。

今後TOAで実現したいことは?

エンジニアとしてグローバルに活躍し、海外の技術を先進的に取り入れたエンジニアリングができる人材になることが夢です。特に、発展途上国に対する技術支援により、海外におけるTOAの企業価値を高め、世界規模で安心・安全な社会の実現に貢献できる。そんな仕事をしていきたいですね。

ある日のスケジュール

※テレワーク勤務の場合

8:45 朝礼/業務の進捗確認
・オンラインで実施
9:00 海外新規案件打合せ
・担当営業と打合せ、システム設計
・オンラインで実施
12:00 昼休み
13:00 社外オンラインセミナー受講
15:00 海外スタッフからの問合せ対応
17:30 終業

Private

休日には家族とペットを連れて車で遠出をしたり、フィットネスジムに行っています。なるべく仕事のことは考えずリフレッシュするようにしています。最近はリモートワークが基本なので、在宅勤務時の朝は10kmのランニングが日課。体を動かし、汗をかくことが一番の気分転換になります。また、会社とは違うコミュニティに属して刺激をもらおうと、英会話教室にも通っています。社外のさまざまな人との交流が、新たな気づきや知識の源になっています。

※所属や内容などは、インタビュー当時のものです。

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